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INTERVIEW

2013/6/25

『音楽やりに来てんだよ!』Lyu:Lyuインタビュー

TSM渋谷卒業生のLyu:Lyu。

学園祭ステージでは激しい演奏で熱いパフォーマンスを繰り広げてくれたのだが、インタビューでは一転、柔らかい表情で丁寧に質問に答えてくれた。

ライブ直後の率直な気持ちや、学生時代のエピソードを聞く中で、彼らの新しい魅力がかいま見れたような気がした。

(2013-06-25 11.57.15)

ライブ直後に決めポーズ!
左から純市(Ba.)、コヤマ(Gt.&Vo.)、有田(Dr.)

 

 

――今日の学園祭ライブはどうでした?

純市「最高でした! お客さんも楽しんでくれて、俺らもやっててすごい楽しかったです」

 

――他の学校の学園祭に出たことはあるんですか?

有田「ないですね。今回はじめて学園祭に呼ばれました」

 

――じゃあすごく新鮮だったんじゃないですか?

有田「そうですね。まぁでも、いつもそうなんですけど、ライブ前テンション上げないバンドっていうか(笑)、“いくぞ!”っていう感じじゃなくて静かに出て行くんですよ。なので今日もいつも通り楽しくやらせてもらいました。でも、ここでライブできて本当に良かったと思いました。10年振りぐらいですか? 学園祭に関わること自体が学生のとき以来だったので」

 

――何を隠そう、皆さんTSM渋谷の卒業生なんですよね!! 学校は変わっていましたか。

コヤマ「僕らが在学していたときはDA校舎自体がなかったんですよ。第2校舎もなくて第1校舎ひとつしかなかったのでだいぶ様変わりしていますよね。“そもそも俺は学生のときライブでは客席にいる側だったのにな?”って、すごく不思議な気持ちになっていました」

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「昔はクソ生意気なガキでした」

 

――学生時代はどんな生徒だったんですか?

有田「近寄りがたいと言われていましたね。ドヤンキーみたいな(笑)」

 

——全然そんな風には見えないんですけど?

有田「すごい短気だったのでいつもピリピリしてたし、クソ生意気なガキだったので、多分敵は多かったと思います(笑)」

コヤマ「俺は対外的な評価というか、講師や周りの人からはすごく真面目だと言われていたんですよ。でも、卒業してからかつて教えてもらっていた講師の方と飲んだりしているときや、学校の外で俺の事を知った人とかには、ものすごい外面が良かったんだねと言われます(笑)」

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「スポーツ大会とか”行くかそんなもん!!”みたいな(笑)」

 

——どんな風に?

コヤマ「一見真面目だけどっていう・・・。別に不真面目だったわけじゃないんですけど(笑)、高校卒業したときから音楽本気でやっていこうって決めてここに来ていたので、“友達作りに来てるとか、学校生活を楽しむために来てるわけじゃなくて、音楽やりに来てんだよ!!”って思いがあったので・・・」

 

——友達とふざけるようなこともなく、黙々と練習していたから真面目に思われた?

コヤマ「そうですね。あんまり学校行事にも参加しなかったですし。なんか、スポーツ大会とかそういうのがあったんですけど“は?”みたいな、“行くかそんなもん!!”みたいな(笑)」

一同 爆笑

純市「俺も真面目な方で、授業はちゃんと出ている方でしたかね。ベーステクニックコースっていうクラスだったんですけど、各楽器が集まってコピーをするアンサンブルの授業が好きでした」

 

——学生時代の学園祭で印象に残っていることってありますか?

コヤマ「当時の担当が西野先生だったんですけど、他のクラスがすごい気合いれて準備をしている中、俺のクラスは全然準備をせずに適当にやっていたら西野先生に本気で怒られたのを覚えています。“他のクラス見てみなさいよ!!”って(笑)。みんなでやべぇぞってなって素直に“すみません!!”って謝りました(笑)」

有田「俺は2年のときに学園祭のリーダーをやっていたんですよ。1年生のときに“おまえ来年やれよ”って先輩から無理矢理押し付けられて(笑)。とりあえず、めちゃめちゃ大変だったことしか覚えてないですね。すごくキツかったです。学園祭の準備をしながらライブ3DAYSやって、学園祭のリハやってっていう感じで走り回っていました。まぁでも結果的には周りに助けられて最後まで迎えられたなっていう、充実感があったのはすごく覚えていますね」

 

――何が一番大変でした?

有田「お客さんしかエレベーターが使えなかったので、階段の登り降りがキツかったです。第1校舎の1階から9階までをシーバー持ってどこの階がどうなっているっていうのを逐一聞きながら、タイムスケジュール確認しながら走っていましたね。何往復したかわからないです」

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「学園祭のときジャンベを叩くハメに・・・」

 

――純市さんは?

純市「準備に追われて大変だったのと、ライブのときにベーシストが多すぎてジャンベを叩くハメになってしまったのを覚えています」

 

——ベーシストとしては屈辱的ですよね。

純市「いや、結果的にメンバーの中で一番目立ったんで優越感がありました。初めて叩いたんでまったく音が出なかったし、そもそもマイクすら立ってなかったんですけどね(苦笑)」

 

――学園祭以外で何か印象に残っているイベントってありますか?

コヤマ「俺はあんまりイベント事に参加していなかったので、何ともいえないです(笑)」

 

――ちなみに『明日への扉』は当時もあったんですか?

コヤマ「ありました。実は俺、リードボーカルをやったんですよ」

 

——そうだったんですか!!

コヤマ「はい。本当はやる気はなかったんですけど、軽い気持ちでオーディションを受けたら受かってしまったんですよね。当日の朝まで酒を飲んで声とか全然出なかったのに(苦笑)」

有田「嫌味なエピソードだな(笑)」

 

――声が出てなくても、それだけの実力があったということですね!

純市「それを言うなら僕も『明日への扉』に2年連続で出させてもらいましたよ。劇中のバンド演奏のシーンだったんですけど、稽古がすごく厳しくて、スパルタだったなっていう記憶があります。でもそのときは『明日への扉』に出られること自体がすごく名誉なことなんだろうって思って、がむしゃらにやっていました」

 

――他に印象に残っているイベントはありますか?

有田「卒業制作ですね。俺の代だけ会場が渋谷AXじゃなかったんですよ。新木場のスタジオコーストでやりまして、アゲハの深夜イベントがあるから押せないって言われて、余韻に浸る間もなく急いで撤収した記憶があります(笑)」

 

――最後に、音楽業界を目指している学生へ向けて、一言お願いします。

コヤマ「いずれ卒業して大人の現場に入ると、楽しいことも大変なこともいっぱいあると思います。でもどんな時でも、最初にどうしてその仕事をやりたいと思ったのかということを忘れないようにしてください。それさえ持っていれば人生どうにかなるんで、大丈夫だと思います。がんばってください」

純市「ずっとやって行くといろんな壁にぶち当たると思うんです。それでも続けることが大事だなって思います。続けていれば、助けてくれる人や味方が増えてきます。なので、諦めずに続けることが大事だなと思います」

有田「思っていたことと違うことも沢山あると思うんですよね。すぐに結果が出なかったりとか、理想と違うとか。でも、結果なんてすぐ出ないんですよ。なので、ひたすら続けてください。それでも辞めたくなったとき、他に何もなくてもまだ意地が残っていたら、続けてほしいなって思います。意地があるうちに辞めたら絶対に後悔するので。ま、とりあえず続けろってことですね(笑)」

 

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学生時代の話を楽しそうにしてくれました!
インタビューありがとうございました!

インタビュー・文/ニコちゃん

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