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INTERVIEW

2016/10/12

LIFriends 〜リベンジ、そこから始まる一点の曇りなき道〜

風よ吹け! 嵐よ来い! 鍛えられた友情と、素晴らしいアルバム『リフレンズ』を手土産に、LIFriendsの5人が悲願の渋谷公会堂に帰ってきました! 2014年2月8日、渋公ライヴ開演を阻んだ豪雪に涙を飲んだ彼ら。今年の3月からスタートした「LIFriends 47都道府県全部いっちゃうぜTOUR2015『ROAD to 武道館!!』」も、決して順風満帆ではなかった模様。それでもへこたれず、日本中に笑顔を届け続けた5人は、一体何を感じ、一体何を得たのだろう? 2015年7月5日のツアーファイナル、渋公のステージに今まさに立とうとするMAKOTO、HAYATO、FUNKY、KAMI、そしてSHUNKUNにインタヴューを敢行。熱くて明るい雨男たちの掛け合いに、嫌でもあなたは元気になってしまう!

lifriends_AL_logoLIFriends(左からMAKOTO、FUNKY、SHYUNKUN、HAYATO、KAMI)

 

——今回はライヴ直前という大切なお時間にインタビューに応えてくださり、ありがとうございます!

SHUNKUN「いやとんでもないです、ありがとうございます」

 

——ライヴの時間が迫っていますが、今の心境はいかがでしょうか?

FUNKY「でも割と落ち着いていますよ、意外と」

HAYATO「(自分も)落ち着いてる。昨日の夜の方が……」

FUNKY「そうそう。(昨日の夜)の方がよっぽど緊張しましたね」

HAYATO「俺、今ちょっと、セッティングをしに行ったの。もうね、バクバク。やばい。ステージの上に立つと、もうやばいっすね」

FUNKY「今よりも、(渋谷公会堂に)入ってきたときの方が『うわっ!』ってなりましたね。渋谷公会堂(でのライヴ)は去年中止になってるだけあって、入った瞬間にやっぱりいろんな……1年前の記憶も甦って、もうそこで感極まってしまった感じですね」

 

——昨年2月の中止になった渋谷公会堂でのライヴは、観客のいないまま行われたそうですね。

SHUNKUN「そうなんです」

 

——そのときはどのような心境でしたか?

SHUNKUN「あのときは、オープニングが、幕の振り下ろしからスタートしたんです。『バーン!』って。それで、『クァー!』ってなった瞬間に……俺は、もう笑顔が溢れてて、『ワァー!』っていうお客さんの姿を想像してたんですけど、お客さんゼロで、空っぽな、シーンとした状態だったので、その瞬間は……まだ憶えてますね」

FUNKY「悔しかった」

SHUNKUN「うん、悔しかったし……今回のオープニングは(幕の)振り下ろしではないんですけれども……なんかフラッシュバックも感じます。なので、ここで過去を塗り潰して、また上書きして、新たにやりたいなと思っております」

 

——今日の渋谷公会堂でのライヴは47都道府県ツアーのファイナルになります。ここまでのツアーの感触はどうでしたか?

HAYATO「今まで関東などを中心にライヴさせてもらって、ありがたいことに対バンさんもいて、お客さんもいっぱいいるという機会が多かったんです。ただ、今回の47都道府県ツアーは、初めて行った県ではお客さんが10人くらいで、ちょっとメンタリティーが……。いつも満員の会場でライヴをやらせてもらってたんで、少ないお客さんの前でやって、『はぁ……大丈夫かな、この先……』みたいな感じになりました。そういうライヴが結構続いたんで、元気ない時期もありました。でも、お客さんの少ない会場をどんどんどんどん踏んでいって、ひとりひとりがちゃんと音楽を伝えることが大事なんだなというLIFriendsの原点に戻れて、いいツアーだったと思います」

SHUNKUN「じゃあ、ふざけたヴァージョンを」

HAYATO「あのー(笑)、47都道府県のご当地ソングというのを作ってきました」

SHUNKUN「思い出として」

HAYATO「某ネットサイトに上がっているので、見てください(笑)」

SHUNKUN「47曲あるんで」

 

——そのご当地ソングについてファンからの反応は?

FUNKY「薄いですよね」

一同 (笑)

HAYATO「中には歌ってくれる子もいるんだけど……」

FUNKY「1カ所目は、1日で再生回数もポーンと1000回に軽くいったんですけど、今は100回もいかないですから。何したってもう……」

HAYATO「でも待ってくれているご当地ソングファンはやっぱり根強いから」

一同 (笑)

MAKOTO「ひとりでもね!」

HAYATO「そう! ひとりでもいる限り、俺は歌い続けていかなきゃいけないんだって」

SHUNKUN「俺が見ている中で、4人はいるね!」

HAYATO「俺が見ている中では、3人いる」

SHUNKUN「3人か……」

FUNKY「7人いるらしいですね」

HAYATO「(ご当地ソングを)歌えてよかったなと思います」

一同 (笑)

 

IMG_3434FUNKY「ここから第一歩が踏み出せればいいなと思います」

 

——(笑)。その他に、ツアー中の出来事で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

MAKOTO「今日に至るまで47カ所を回ってきたんですけど、セットリストや1日のライヴとしての流れを自分たちで作っていかなくちゃいけないので、みんなで『セットリストどうしよっか?』とか悩んだ時期もあり、さすがにこれだけ数をこなしていくと、ちょっと……」

HAYATO「険悪な空気に……」

MAKOTO「煮詰まっちゃう感じになりました。だから、すごく真剣なわけじゃないんですけど、軽い感じで、ライヴ終了後に『今日のあそこがよかったね』とか、『今日はちょっとあそこ微妙だったから明日に活かしてみよっか』というふうに険悪な空気を突破しました。『明日に繋げていこう』、『今日よりも明日をよくしよう』という心構えは、みんなしていたと思います」

FUNKY「KAMI、何かあった?」

KAMI「……」

MAKOTO「何にも考えてなかったんだろ! ずーっとにこにこにこにこして!」

KAMI「虫刺されできちゃって……それが今、すっごく痒い」

HAYATO「それ、バンドのエピソード?(笑)」

FUNKY「僕らは高校の同級生なんです。9年間ずっと付き合ってるんですごく仲がいいんです。ただ、この3ヶ月間はほんっとに毎日、寝るときも移動中も全部一緒でした。だからメンバーそれぞれの嫌なところが見えてしまいましたけど、メンバーそれぞれの『こういう思いで音楽やってるんだ』というところも見えましたし、より一層仲が深まったツアーだったんじゃないかな。さっきMAKOTOが言った、この3ヶ月間に険悪なムードの時期があったからこそ、またちゃんとバンドとして、メンバーひとりひとりと向き合えたのかなって思います」

 

——とても充実した3ヶ月間だった?

FUNKY「そうですね、とても充実していました」

SHUNKUN「『もう一回やれ!』と言われたら、考えます(笑)」

 

——今回のツアーでは、今年の3月にリリースされたアルバム『LIFriends』に収録されている新曲も披露されたと思いますが、手応えはいかがですか?

SHUNKUN「『LIFriends』には、シングルの曲以外に新曲が5、6曲あるんですけど、割とアップテンポなのが多くて、初めて観にきてくれた人でも聴いてくれました。最初から乗ってくれる子もいたし。新曲を披露することによって、ワチャワチャするLIFriendsの新たな一面が、自分たちの中でできたんじゃないかなって思っていますね。今回、『仲間』という僕らの一番新しいシングルの曲を、47カ所全部の一番大事なところで歌いました。初めて行く場所では新たにできた仲間に歌い、久々の場所では久々に会えた仲間に歌い、そして対バンさんにも、スタッフさんにも。いろんな人に『仲間』を届けられたんじゃないかなと思いますね。前回、『仲間』を発売したとき、『全国の人に届けます!』と言って、結局届けられなかったので、今回はちゃんと自分たちの足で、津々浦々しっかりと回れて、すごい充実感があります。もちろん、まだまだ届けられてないところもあるので、何度も何度も『行きたいな』と思いますけど、『仲間』を発売してからLIFriendsはこのツアーによって成長できたのではないかなと思います」

 

——なるほど。ところで、前回の渋谷公会堂でのライヴは大雪に見舞われ、日比谷野外音楽堂でのライヴは台風が直撃。そして、今日も残念ながら雨ですね。

SHUNKUN「でも嬉しいよね。これでもし晴れだったら、あとから何か来るんじゃないかなって思うんですよ。だから、今のうちに降っておけば、このあとは無事にライヴが終わるかなって」

HAYATO「もうここまできたら雨なんて晴れと同じようなもんです」

FUNKY「交通機関が麻痺せず、ちゃんとした状態でライヴができるってことがほんとに幸せ。実際、このツアーの半分以上は雨だったんですよ。ずっと晴れてたのに、俺たちがライヴするときだけどしゃ降りだったりね」

MAKOTO「でも、今日の雨なんかおいしいと思わない? 日曜日だから草野球とか中止になるんですよ」

KAMI「中止になったら(今日のライヴに)行くって人も結構いたよね」

HAYATO「だから、“今日の雨は味方してくれてる”って自分に言い聞かせてます(笑)」

一同 爆笑

 

――前回とは違って、今回の渋谷公会堂はお客さんのいる前でのライヴです。特別な思いがあるかと思いますが、普段とは違った緊張感はありますか?

FUNKY「もちろんあります。47都道府県回って成長した姿を見せれるって期待感もありますし、去年中止になったので二年分の思いっていうのもあります。そのふたつの思いがあるからこそ、この渋谷公会堂のライヴは本当に大事なライヴになると思います」

SHUNKUN「心の持ちようは、大きい場所も小さい場所も関係なく変わらないです。どんな場所でも全力で届けようとは思うんですけど、やっぱり最後ってなるとひとつの区切りとして、LIFriendsがこのツアーが始まる前と何が変わったのかは、来てくれるファンのみんなに見せなきゃいけない。それに、こういう場所って大人たちも来るので、自分たちにとってチャンスでもあるんですよね。だから、自分たちがこの三か月で『こんだけ成長しました!』、『今の僕たちこんだけ凄いんです!』っていうのをしっかりと見せつけて、俺たちの歌を届けたいなと思ってます」

FUNKY「俺らがデビューしたときに、渋谷公会堂成功させて、野音満員にして、“さぁ、武道館いこう”っていう三つのプランがあったんですよ。でも、その最初となる渋谷公会堂が中止になったことで、プランが崩れたまま野音を迎えちゃって。もちろん野音も楽しかったんですけど、やっぱり腑に落ちない部分もいろいろあったし、この一年いろんな思いがあるなかで、周りの人に『ちょっと勢いなくなったんじゃないの?』とか、『人気なくなったよね』とか言われて凄くムカついたし、葛藤や悔しさでもやもやして、頑張ってるけど空回って前に進めない状態がずっと続いたんですよ。だから、止まってた時間じゃないですけど、ここでもう一回渋谷公会堂というステージを満員にして、改めてちゃんと武道館へのスタートを切りたい。そういう意味でも『ROAD to 武道館!』っていうツアータイトルになっているので、ここから第一歩が踏み出せればいいなと思います」

 

Li_1863SHUNKUN「たとえ10年先になったとしても、しっかりと自分たちの力で武道館に立ちたい」

 

――LIFriendsにとっては必要な通過点だったと。

MAKOTO「今だからそう思えますね」

HAYATO「映画の主役になった気持ちでしたもん。“あぁ、俺かわいそう”みたいな」

一同 爆笑

SHUNKUN「あとは今日のライヴ次第。それで完全に自分たちのなかで乗り越えることができればいいなって。それに向けて全力でライヴをします」

 

――他のインタビューで、アルバム『LIFriends』がひとつの区切りになったとおっしゃっていましたが、今回のライヴを終えたあとの新たな目標はありますか?

SHUNKUN「メジャーデビューしてからの二年間で周りの皆さんがすごく盛り上げてくれたんです。だから、俺たちも『大丈夫。頑張ろう。頑張れば行ける』って思っていたんですけど、その気持ちにちょっとずつ差が生まれてきてしまって。アルバム出して、今回のツアーを終えて、今日の渋谷公会堂を迎えるにあたって、ちゃんと自分たちを見つめ直すことができたのかなって。悔しいことに、全国行くと知名度も実力も足らないんですよね。だからこそ、またここから新たにLIFriendsを全国の人に届けたいなと。もう一度、全国を回って、自分たちの力を見つめ直して、武道館に向けて走りたいなと思ってます。まだ武道館は決まってないんですけど、バンドが来年10周年なんで、できればその区切りというか、記念日に立ちたいなとは思ってます。だけど、それが一番大事なことでもないし、11年目、12年目、13年目、たとえそれが10年先になったとしても、しっかりと自分たちの力で武道館に立ちたいです。そしたら20周年なんで、ちょうどいいかなって」

KAMI「35歳……」

SHUNKUN「35歳か。身体動きますかね(笑)」

MAKOTO「今やってる曲ができなくなる(笑)」

SHUNKUN「たぶんBPMはだいたいの曲は20下げます」

KAMI「曲変わっちゃうよ(笑)」

SHUNKUN「『アゲアゲええじゃないか!!!』も『なかなかええじゃないか!!!』に」

HAYATO「バラードバージョン(笑)」

FUNKY「おじいちゃんになったら『そろそろええじゃないか!!!』だね」

一同 爆笑

SHUNKUN「そろそろ潮時だからねって、笑ってんじゃないよ(笑)」

FUNKY「冗談です(笑)」

SHUNKUN「でも、今回のアルバムに今あるすべての曲をいれてしまったので、また新しく曲を作らなきゃいけないですし、まだまだ伝えたいものがあるので」

FUNKY「もちろん!」

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インタヴュー・文/溝部尚子・川原大司

 

【RELEASE】
恋のヒットパレード
2016年1月27日発売
<初回限定盤(シングルCD+DVD)>TECI-395/¥1,500(+tax)
[CD]
1.恋のヒットパレード
2.チャンス
3.恋のヒットパレード(instrumental)
4.チャンス(instrumental)
[DVD]
「恋のヒットパレード」Music Video
「恋のヒットパレード」MVメイキングドキュメンタリー
<通常盤(シングルCD)>TECI-396/¥1,000(+tax)
1.恋のヒットパレード
2.チャンス
3.笑顔の作り方
4.恋のヒットパレード(instrumental)
5.チャンス(instrumental)
6.笑顔の作り方(instrumental)

【LIVE INFORMATION】
<RISING ROCK FES>
〔日程〕
2016年10月21日(金)
2016年11月24日(木)
2016年12月21日(水)
〔会場〕六本木morph-tokyo(東京都港区六本木4−11−11六本木GMビルB1F)
〔時間〕開場 18:00 / 開演 18:30

【企画】
第3回羽村にぎわい音楽祭
〜LIFriends結成10周年!生まれ育った羽村に錦を飾る!〜
【日程】2016年11月27日(日)
【会場】JR青梅線羽村駅西口前特設会場
【出演】coming soon!
【料金】入場無料
〜LIFriends 結成10周年!ワンマンライブ10周年の締めくくりも、11周年の始まりもやっぱり羽村でしょ!〜
【日程】2016年12月24日(土)
【会場】羽村市生涯学習センターゆとろぎ大ホール
【時間】16:00開場 / 16:30開演
【料金】前売3,500円 /当日4,000円 /全席指定席
【チケット】
★オフィシャルサイト先行(抽選) ★
◎受付期間:9月8日(木)12:00〜9月14日(水)23:59
◎枚数制限:1人様4枚まで
▼▼▼お求めは特設サイトへ!▼▼▼
http://toilandmoil.co.jp/hamura2016/
<一般発売>
2016年10月15日(土)10:00
*SOGO TOKYOオンラインチケット(http://sogo.pia.jp/
*チケットぴあ <Pコード:310-170>(http://pia.jp/t
*ローソンチケット <Lコード:72952>(http://l-tike.com/
*イープラス (http://eplus.jp/
【リンク】http://toilandmoil.co.jp/hamura2016/

【OFFICIAL WEB SITE】
http://www.teichiku.co.jp/artist/lifriends/


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