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INTERVIEW

2017/2/20

『私たちが奏でる“青春(おんがく)”』 CASPA インタヴュー

<CASPAweb

 

CASPAの1st single『ユニコーンにのって』は、HAWAIIAN6の安野勇太のプロデュース曲に加えて、玉屋2060% (Wienners) とTOM (STOMPIN’BIRD)が作詞作曲を手がけた楽曲も収録した一枚。なかでも「ユニコーンにのって」は、どこか懐かしいメロディーを感じさせる青春ソングであり、どこを切っても安野節全開の爽やかなロックチューンに仕上がっている。これからの期待が集まる彼女たちに、バンド結成の経緯や今後の活動について話をきいた。

 

新しいガールズバンドの姿
——バンド結成のきっかけを教えてください。
Miyu:私たちはもともと4人で活動をしていたんですけど、前にいたドラムが集めてくれたんです。そのドラムは私の専門学校の先輩で、今のメンバーと繋がっていくきっかけになりました。ベースのTokoと私は、通っていた専門学校が姉妹校だったので繫がりがあって。 TokoとNatsumiは顔見知りだったんだよね?
Tokoそうなんです!
Natsumi:東京で対バンをしていて、顔見知りだったんですよ! けど、ライヴハウスとかでちょっと見かけるな〜っていう感じの仲でしたね。二人とも都内で活動をしていたので、ちょくちょく会う機会はありました。

——ずばり、CASPAとはどんなバンドですか?
Miyu:ジャンルは……。
Toko・Natsumi:青春!

——どのような青春をテーマにされているんですか?
Toko:私たちもまだ夢を追っている途中なんですけど、夢を追いかけていることがまさに青春じゃないですか。一つの夢に団体で向かっていくような青春ですね。
Miyu:楽曲も本当に明るくて、青春を感じられると思います。HAWAIIAN6さんが曲を提供してくださっているので、私たちの曲もそれに近いものがあります。テンポも速く、他のガールズバンドとは違った激しさがあります。
Natsumi:コーラスの量も他のバンドと比べてとても多いですね。

——そんなCASPAの強みとは?
Miyu:強みは、ライヴでの多幸感です。私たちの音楽は、もともとサウンドも歌詞も前向きで明るいものが多いんですけど、ライヴになるとそこに音圧や照明とかも加わって、明るい笑顔が似合う空間になるんです! だから、CASPAの魅力や本領をいちばん発揮できる場所がライヴですね。

——どのような演出をされるのですか?
Miyu:本来バックにサウンドがあるものをアカペラから始めてみたり、ライヴアレンジなどいろんな演出をしています。

——その場にいるファンしか聴けないものなので、ファンにとっても特別感が増しますね! では、3人それぞれが音楽をはじめるきっかけになったアーティストは誰ですか?
Natsumi: BUMP OF CHIKENさんでした。
Miyu:私は、きっかけっていうのは特にこれというものはなくて。もともと歌うことが好きで、進路を考える時期になって、大学に行く選択肢がなかった私は、専門学校に行って本格的に音楽を学び、歌をはじめたいと思ったのがこの道に進むきっかけでしたね。

——Miyuさんの好きなヴォーカリストは誰ですか?
Miyu:倖田來未さんです。音楽の道に進むまで私はバンドを組んだことがなくて、ずっとダンスと歌をやっていたので倖田來未さんに憧れていました(笑)。

——それはすごい方向転換ですね。
Miyu:そうですね(笑)。でも、ダンスをやっていて生かされている部分もあるんですよ!
Toko:私がバンドをやろうって思うきっかけになった方は、今はもう活動をされていないですが、RYTHEMさんという2人組のコーラスバンドですね。ハモリがすごくキレイなユニットで、このバンドの出すハーモニーがすごく好きで憧れていました。

——Toko さんが楽器を演奏されるようになったきっかけはなんだったんですか?
Toko:高校に入った時に仲の良い友達がドラムをやっているって言っていて、「じゃあ私がベースをやってみようかな」って思ったことがきっかけですね。その時初めてバンドを組みました。

——楽器はすぐに弾けましたか?
Toko:う〜ん。1曲を仕上げるまでに3ヶ月間くらいかかりましたね(笑)。ひたすら練習をしてましたね。

——ちなみに、CASPAを組んだ時に「自分たちもこうなりたい!」って思う音楽的なアイコンはいましたか?
Miyu:やっぱり、楽曲提供をしていただいているHAWAIIAN6ですね。安野(勇太。HAWAIIAN6のGt./Vo.)さんの音楽をしっかりと受け継いで次は私たちが繋げていきたいです。HAWAIIAN6のようになれればいいなと思っています。
Natsumi:HAWAIIAN6さん以外だと、WANIMAさんですね。WANIMAさんの女版じゃないですけど、そんな風に勢いがあったらいいなって思っています。
Toko:私たちのライヴは同期を使っていなくて、CDも生音でずっとやっているんです。それでどこまで表現できるか、っていうところを突き詰めていきたいです。
Natsumi:最近は同期ものが多い中で、このバンドサウンドだけで勝負していくっていうとこですね。

——ちなみに、女性だけのメンバーで苦労することがあれば教えてください。
Miyu・Toko・Natsumi:特に苦労をすることはないですね(笑)。

——では、反対に女性だけのメンバーで良かったと思うことはありますか?
Natsumi:あります! ご飯を気軽に誘い合ってみんなで食べたいものを気にせずに食べれることですね(笑)。
Miyu:ご飯を食べに行く場所は女の子らしい雰囲気の店ではないんですけどね(笑)。
Natsumi:男子がいないぶん、逆にガッツリ食べれちゃいますね!

 

“青春”が詰まった一枚
——2017年1月18日に1st single『ユニコーンにのって』をリリースされますね! 今回の作品は安野さん(HAWAIIAN6が2 曲、玉屋2060% さん(Wienners) とTOMさん(STOMPIN’BIRD) がそれぞれ1 曲ずつ楽曲提供されているとのことですが、曲を聴いてみてどのような印象を受けられましたか?
Natsumi:「ユニコーンにのって」は、いっぱい詰め込んできたなっていう印象でしたね(笑)。
Toko:「安野さん節を全部詰め込んできたな」って、笑っちゃいましたね(笑)。
Natsumi:今の自分たちの集大成じゃないですけど、結構1曲のボリュームがすごいなって。
Miyu:このシングルは本当に1曲1曲のテイストが違うので、表現をすることに苦労しましたね。

——サウンドはどのようなイメージで制作に臨まれたんですか?
Miyu: 安野さんに提供してもらっている「ユニコーンにのって」と「Over」は、比較的今までと似ていて通じるところがありました。なので、「風になりたい」と「Be Honest」は違うアプローチの仕方を意識しました。安野さんの歌はすごくパワフルに歌い上げる楽曲が多くて、そこに重きを置いていたんですけど、「風になりたい」ではパワフルかつ切なさを出す表現の仕方に苦労しましたね。
Koto:私は、風のように弾きましたね(笑)。
Natsumi:そうだね! 風のように掻き鳴らしたよね(笑)。
Toko:もう止まらないよね!
一同:笑

——このシングルを聴いたリスナーには、どんなことを感じ取ってもらいたいですか?
Miyu:夢を追いかけている人だったり、壁にぶつかっている人の背中を押せる楽曲となっているので、特に辛い時や苦しい時に聴いてほしいなって思います。
Toko:あとは、幅広い世代に聴いてもらえたらいいな。
Natsumi:結構上の世代の人からも「懐かしい感じがする」っていう言葉をいただいたりするので、いろんな世代の人に楽しんでほしいなって思います。

——みなさんがいちばん演奏を楽しめる曲はなんですか?
Natsumi:どれも違った楽しさがありますね。
Toko:弾くのだったら「ユニコーンにのって」がいいかな。
Natsumi:弾きごたえあるよね!
Miyu:わかる! 歌い上げる感じもあるしね。演奏し終わった時にやりきったっていう感じがいちばんある!
Toko:うんうん。最後にギターを掻き上げる感じがたまらないね!

——では、皆さんは今回収録された4曲の中でいちばんのお気に入りの曲は何ですか?
Miyu:私は「風になりたい」です。私はヴォーカルだからか、まず歌詞から好きになることが多いんですが、「風になりたい」は最初のイントロを聴いた瞬間からすぐに「キターー!!」って直感ですぐに引き込まれちゃいましたね。珍しくサウンドから好きになった曲でもあります。
Toko:私は全部好きなんですけど、敢えて言うなら「ユニコーンにのって」ですね。4曲の中でいちばん弾きやすかったっていうポイントで気に入っています(笑)。
Natsumi:私は歌詞の感じからいったら「Be Honest」とかも好きなんですけど、全体を通してみると「Over」がお気に入りです。これからのCASPAらしい、わかりやすい応援歌にもなっているので、いろんな人の背中を押していけるこの曲が好きですね。

 

安野さんとの出会い
——ちなみに、安野さんにプロデュースをしていただく経緯はどういった感じだったんですか?
Toko:ホリプロに所属することが決まった時に、担当のマネージャーさんが昔からのつながりで安野さんに任せようっていうことで、安野さんにプロデュースをしていただくことになりました。

——安野さんはレコーディングの現場にも来られたりするのですか?
Miyu:もちろん。全部来てくれます。

——安野さんとの印象に残っているエピソードとかありますか?
Miyu:厳しい指導ですかね(笑)。今回のレコーディングは2回目だったんですけど、私は安野さんに「お前の歌にはブルースがない」って怒られたりもしましたね。
Natsumi:私も怒られたな〜いっぱい!
Toko:私は逆に放置されてた(笑)。
一同:笑
Toko:「今のテイクとさっきのテイクの何が違うの?」って(笑)。「まだこだわるの?」って言われてましたね(笑)。
Natsumi:もちろん安野さんは厳しいですけど、かなり優しいところもあって。場の空気を読んでくれたり、クイズとか急に出してきてくれたりするところもあるので、とても良い人、良い先輩っていう印象が強いですね。

——安野さんは、追い込むとこは追い込んでっていうメリハリのある方なんですね。
Natsumi:そうですね!

——それでは、今後挑戦してみたいことを教えてください。
Miyu:来年中にワンマンライヴをやりたいです! 今年12月には、初めての主催ライヴをさせていただくので、そこからのもうワンステップでワンマンライヴができたらいいなと思います。
Toko:自分たちも作詞や作曲をして、提供していただいてる楽曲に組み込んでいきたいなと思います。
Natsumi:あとは、ツアーとかもしてみたいな。

——ツアーではどこへ行ってみたいですか?
Miyu:大阪ではライヴをもうしたので、ベタに名古屋とか行ってみたいですね(笑)。
Toko:海外の反応も見てみたいかも! 『グッドモーニング・コール』というドラマの主題歌に私たちの楽曲「The End Of The World」を起用してもらっていたんですけど、そのPVがYouTubeに上がって、海外の人からの書き込みが多く寄せられたんです。なので、海外でもライヴをしてみたいなって思いました。

——どういった書き込みがあったんですか?
Toko:「歌詞を読みたい!」という書き込みがありました。
Miyu:なので最近、英語のリリックを載せたんですよ。
Natsumi:そしたら「『グッドモーニング・コール』からきたこのバンド、ナイス!」みたいなコメントを寄せてもらったり。インスタグラムにも「海外にも来て欲しい!」など多くのコメントをもらっているので、ぜひ行きたいですね。

——ちなみに、自分たちでも作詞や作曲に挑戦されたりしているんですか?
Miyu・Koto・Natsumi:やってます!

——いつか作品として発表できたら、と考えているんですか?
Toko:それはもうマネージャーの判断になるんですけど(笑)。
Miyu:CDにもしできなかったとしても、ライヴではやりたいとは思っています。
Toko:安野さんからは良いって言ってもらえてるんですよ。でもCDにまでできるかは……。

——それでも、YouTubeとかに上げればまた海外の反応も見られますよね! 海外進出に向けて英語の歌詞とか書いてみたりとかは……。
Toko:そうですね。挑戦していきたいです(笑)。
Miyu:海外で歌う時は英語の歌詞とか!
Natsumi:お! 自分で言ったよ!今!(笑)。

一同:笑

 

【プロフィール】
2015年春にバンドを結成し、2016年2月にサウンドプロデューサー安野勇太(HAWAIAN6)を迎えた1stミニアルバム『さよなら世界』をリリース。
どこか懐かしさを感じさせるメロディーに疾走感のある力強いサウンドが特徴的。また、今年1月に1stシングル『ユニコーンにのって』をリリースすることが決まり、今後の活動に目が離せないガールズバンド。

Miyu(Vo.)
Natsumi(Gt.)
Toko(Ba.)

【RELEASE】
caspa_jkWeb2

1st single「ユニコーンにのって」
CD ¥1,200(+tax) HPSP-001

【OFFICIAL WEB SITE】
http://www.caspa-band.com/


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