M-BUG take free

音楽フリーペーパー「M-Bug」オフィシャルサイト


LIVE REPORT

2013/6/25

SHIBUYA SOUL featuring.ジャイアンナイト 学園祭ライヴレポート

『痛快で豪快な一大エンターテイメント絵巻! 踊るというのは笑うということだ! 』

ジャイアン

みんなで一緒にダーーー!!

学園祭2日目に差し掛かった、渋谷ワンダーランドのドリームステージ。2日目のステージの幕開けを務めるのが“SHIBUYA SOUL feat. ジャイアンナイト”である。テレビ東京系で放送されている『バカソウル』でおなじみの芸人達と、全国各地で熱いDJパフォーマンスを繰り広げるDJダイノジが渋谷に来襲!その脂が滴るような痛快で全力なパフォーマンスの数々に、ただただ圧倒されるばかりだった。

 

開演前から汗だくになるような熱気に満ちている。そのフロアを熱くしているのが”デッカチャン”による陽気でご機嫌なDJだ。サンバをモチーフにした選曲で、郷ひろみの「お嫁サンバ」も飛び出した。お昼のイベントでしかも学園祭ということで家族連れで賑わっていたが、そんな中に昭和歌謡の名曲ジュディ・オングの「魅せられて」や芦田愛菜の「ステキな日曜日~Gyu Gyu グッデイ!~」など、世代を超えて楽しめる選曲の数々に、家族連れで喜んでいたのが印象的だった。

 

そして登場したのが”mckj”。スキンヘッドにサングラスをかけた強面な出で立ちで、先ほどまでの多幸感溢れるステージから一変。しかし過去の自分を自虐にしたラップを披露するや、フロアに笑みがこぼれる。“素晴らしい盛り上がりです! ハゲ散らかしててごめんなさいね”とまたしても自虐しつつ、ハードコアなダンス・ビートと哀愁を誘うメロディアス・ナンバー「H.A.G.E」に思わず感動してしまう。“ハゲコール”まで巻き起こしてパーティー・チューンで締め括ったmckj。学生スタッフ達にも感謝を述べ、ハッピーな空間はまだまだ終わらないのであった。

 

さて、次に登場したのはあの一世を風靡したムーディ勝山! ヒゲをすっきり剃った面持ちで、フレッシュな雰囲気を纏っている。しかし披露するネタは往年の「右から左に受け流すの歌」。ハスキーな歌声と、アカペラで息を切らしながら絶唱する姿にグッとくるものがあったが、ロング・バージョンであったためにお客さんから“長いよ!”と突っ込まれる一幕も(笑)。

「どうもムーディ勝山です。いきなりやけど僕のこと知ってる人どれくらいいます?」

という問いかけに、客席には多くの手があがる。

「それじゃあ僕のこと好きな人ってどれくらいいます?」

しかし今度はポツリポツリ…。“おい! だいぶ減ったなぁ!”という自分突っ込みに会場は爆笑。最後は『バカソウル』で披露されている「リベンジ」で、過去の栄光と現在の苦悩をありのままに歌って大きな歓声を呼んでいた。

 

イベントも後半に差し掛かり、ここでDJダイノジの登場である。今話題を呼んでいる「あまちゃんのテーマソング」に乗って”ロングヘアー岩瀬”と”こんにちは計画杉田”が、全力投球のダンスでここぞとばかりに煽る。大谷がコンビのトレードマークでもある虎のセーターを着て、DJブースに降臨。ロックンロールなナンバーをプレイして、大地が伝家の宝刀であるエア・ギターをかましながら勢いよくせり出す。コンビの息ぴったりなパフォーマンスに早くも会場は最高潮である。

「41歳でこんな衣装着てるけど、こっちは全力だから。お前らもめちゃくちゃバカになって踊れ!」

という大谷の熱量溢れる言葉に先導されて、会場もより一層バカみたいに盛り上がる。フジファブリックのパンキッシュなナンバー「銀河」、「夜明けのBEAT」を立て続けにプレイしてワッショイコールも巻き起こす。会場は乱痴気騒ぎな様相を呈していく。ももいろクローバーの「行くぜっ!怪盗少女」でアクロバティックなダンスを大地は披露したり、ここで高校生の女の子やこのTSM渋谷に孫が通っているというお母さん(!)などをステージに上げて、好きなタイプや日本の将来について叫んでもらうコーナーを開催。しまいには、ももクロをお客さんに踊らせたりとやりたい放題である。しかしその強引さをエンターテイメントに転化させる力はさすが。お祭り騒ぎをさらに盛り上げるために、アントニオ猪木!?(こりゃめでてーな伊藤)までも登場。“DA TOKYO? これはダートウキョウと呼べばいいのか、コノヤロー!”と猪木らしいのボケに会場はまたしても爆笑である。若者に絶大な人気を誇るロック・バンド、TOTALFATの「PARTY PARTY」になだれ込み会場のキッズ達は踊り狂う。とにかく体当たりにフロアと温度を共有し、全員残らず踊らせていく姿勢に心を揺さぶられた。

 

そしていよいよトリを飾るのが”豊満乃風”だ。“俺達が豊満乃風だ!”と決めっぽくブルーライトに照らされながら、重量級の4人がステージに立つ。汗を早くもダラダラにしながら、本家の湘南乃風にひけを取らない本格的なソウルフルな歌声を響かせる。♪ゆらせーゆらせー、と会場が一体となってタオルを振り回しながらシンガロング。“最後の力を振り絞れー!”とアゲアゲに会場を煽って、ハッピーな空間は大団円を迎えたのであった。お笑いと音楽の融合という『バカソウル』の命題がしっかりとここドリームステージでも果たされ、“ジャイアンナイト”の狂騒的な盛り上がりは天にも昇る勢いだった。誰か一人でも楽しめなかったら、それは“ジャイアンナイト”ではないことを痛感し、このイベントに足を運んでみたいと切実に思うのであった。

デッカちゃん

サンバ色のナンバーで盛り上げたデッカチャン

mckj

本格的なラップと「ハゲコール」まで巻き起こしたmckj

ムーディー

往年の名曲”右から左へ受け流す”を披露したムーディ勝山

ロング

アグレッシブな煽りで会場を盛り上げたロングへヤー岩瀬&こんにちは計画杉田

ダイノジ大谷

情熱的なDJプレイで会場を沸かせたダイノジ大谷

ダイノジ大池

世界を席巻した”エア・ギター”で会場を魅了したダイノジ大地

猪木

アントニオ猪木が乱入!? こりゃめでてーな伊藤

ダイノジ

男が惚れる”男”を魅せてくれたDJダイノジ

豊満2

アドレナリンが溢れる濃厚なステージで会場を巻き込んだ豊満乃風

取材・文/宮川

BAKA SOUL オフィシャルウェブサイト

豊満乃風 オフィシャルウェブサイト


記事一覧

PAGE TOP