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2016/5/27

みなと

どうも。もうすぐ6月なのに未だ絶賛5月病中の室井です。

今回は、先日行った横須賀観光のことについて書きたいと思います。

 

5月14日の土曜日、僕は初めて横須賀に行った。

目的はとあるアーティストのライヴだったのだが、今回触れたいのはそのことではないので、また機会があれば。

 

地元の駅から電車で2時間以上、3回の乗り換えを経てようやく到着。

字面にすると大変そうに感じるが、実際は、まだ行ったことのない土地に行けるワクワク感と好奇心で少し長めの行程も、全く苦にならなかった。

目的地は横須賀芸術劇場。横須賀って名前がつくくらいだから、最寄りはてっきり横須賀駅かと思っていたが、調べてみると汐入駅だったことが判明。

でもせっかくこの近くまで来たのなら、とひとつ前の逸見(へみ)駅で降りて、横須賀駅まで歩いていくことに。道中、下町の風情を感じる商店街を抜けて横須賀駅に到着。

 

すると眼前に、大きな横須賀港が広がっていた。

「あぁ、やっぱりここまで歩いてきて正解だったなぁ」と思った。

天気も日差しが眩しくて、暑いほどの快晴。

近くのベンチが空いていたので、潮風を浴びながらしばらくそこに座っていた。

揺れる水面、そこに反射する太陽のキラキラした光。

気持ちのいい潮風、空を飛ぶ渡り鳥。

子どもの笑う声。

そのあまりの心地よさに、「あぁ、このまま溶けてなくなってしまいたい」−−そう思った。

そして、僕はiPodを取り出し、その最高のシチュエーションの中で、スピッツの「みなと」をかけた。

言うまでもない。実際の港を目の前にして聴く「みなと」は格別だった。

何かしらに追われている忙しい毎日の中では感じることのできない平穏が、そこにはあった。

 

たしかに、渋谷をはじめとする都心は物質面では豊かで何でもあるかもしれない。

でも、そこを行き交う大勢の人々はみんなどこか生き急いでいるかのよう。

そんな日々が当たり前になってきて、この平穏さを、「無」になることの大切さを、僕は忘れていたのかもしれない。

 

すっかり日も落ちて夜になったLIVE終わり、道中の花壇いっぱいに咲く花や噴水を横目にまたあの横須賀港の前を通ると、そこには素敵な夜景が広がっていた。

 

その瞬間、僕は決めた。いつかここに住もうと。

 

 

横須賀港お昼頃の風景

横須賀港お昼頃の風景

 

 

横須賀港の夜景

横須賀港の夜景


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